手づくりのススメ

日々の手仕事の覚え書き

ゆずジャム

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ゆずの爽やかな香りを詰め込んで みてはいががでしょう。

 

ゆずジャム 所要時間1時間30分

材料                 

◎ゆず(丸ごとで800g)

   ・ゆずの皮   140g

   ・ゆずの薄皮  150g

   ・ゆずの果汁  130g  / 計420g  

◎砂糖 (可食部の80〜90%)    350g

◎お水            150cc 

 

作り方

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実家から送られて来た、小粒なゆず8個

 

A)皮の処理①〜④所要時間50分

①皮を剥く

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②皮の白い部分を取り除く(取らなくても問題ナシ)

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レモンやその他柑橘と同様、苦みの元とされる部分。

苦くない説も浮上してはいるが、こどもでも食せるように疑惑は取り除く。

 

③皮を細く切る

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はぁ、大変。

皮の処理だけで40分。

が、これが終われば先は明るい。 

 

④皮を煮こぼす

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水から湯がいて沸騰させる、を3回

その都度、皮を食べてみると分かる。

2回だとまだ苦みを強く感じる。

3回煮こぼす事によって、苦みがほぼ取れる。

 

B)実の処理<①〜②所要時間15分>

①果汁を搾る

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搾り器あるいは、手でギュウっと絞る。

種は取り除き、お茶パックに入れる。

 

②薄皮を白い部分から剥がし取る。

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果汁と皮だけだと、薄ら寂しいので

苦みもなく果肉も残っている薄皮も利用する。

 種も細かいのも含め残っているので取り除く。

 

C)煮る<①〜②所要時間15〜20分>

①まず、薄皮・水150cc(かぶる程度)を5〜10分煮る。

 薄皮をクタクタにし形を崩す。

 

②①の入った鍋に、残りの材料

 皮・果汁・砂糖、お茶パックに入れた種

 全てを入れてコトコト煮る。

 10分ほどで火から下ろす。

 まだサラサラでも冷えると十分とろみが付く。

 

D)瓶に詰める

熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰め、逆さまにして脱気する。

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冷蔵保存する。

 

 

ゆず茶

お湯を注いで

甘酸っぱくてホッと幸せになれる

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お菓子作り

砂糖を半分減らしてゆずジャムを加えて。

爽やかな香りがすんばらしい。

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その他、トーストやヨーグルトはもちろん

豚の角煮に使ったり、豚ロースのソースにしたり

これ一つで無限大の可能性が広がる素敵なジャム

季節の手仕事としていかがでしょうか。

 


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石焼き芋に挑戦

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お芋の季節がやって参りました。

女子も子どももお父さんだって、家族みんな大好きサツマイモ

 

 

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これは安納芋。

出荷できないクズ芋というので、ならばと頂く!

*安納芋は丸っこいのが本来の姿。

 

安納芋は掘り起こしてからすぐは美味しくない。

3週間程度は寝かせないと糖度があがらない。

10日程しか経っていないが焼いてみよう。そうしてみよう。

 

サツマイモが最高に美味しく食べれる調理法といえば

 

”焼き芋”

 

家庭で美味しい焼き芋を作れるか?

”石”焼き芋  普通の焼き芋

と、思っていますので。

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<手順>

石焼き芋用の石を用意

②焼き場の確保

③焼き時間

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石焼き芋用の石を用意

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ホームセンターに数百円で売っている玉砂利が一番用意しやすいでしょう。

が、

我が家は石ころがわんさか出てくる土地に建っているので、自分で採取。

◉1〜2㎝程度で丸い(芋を傷つけない為)

◉断層のない(高温に耐えそう)

◉黒っぽいツルツルしたもの(高温に耐えそう)

こういった感じで集めてみました。

 そして、きれいに洗う。

 

 ②焼き場の確保

炎・温度、安定するのが望ましい。

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以前、野焼き土器を作るのに作成した、焼き場

高温の熱風が煙突(通風口)から出てくるので、ここに鍋を設置。

 

まずは石の煮沸消毒(5〜10分)

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釜は庭で拾ったもの。ガス釜に使ってたものか?

 

煮沸後は、お湯を捨て中の水分が蒸発させる。

 

③焼きます!

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石がまだ熱々

お芋を並べ(左が安納芋・右が紅あずま)

蓋をして後は焼けるのを待つのみ。

 

チクタクチクタクチクタクチーン

火を燃やし続けて1時間30分

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焼けてます。こう見えて激熱です。

出来上がり!! 

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安納芋からは蜜も出てます(半分だけやけど)

安納芋はねっちりと甘い。

紅あずまは・・良く言えば栗。

もっとホクホク感が欲しい。

*焼き芋に向いている芋は、

 お芋の端っこを切ってみて

 白くなく、黄色いものが良い。

 今回は確認はしたものの全て白かった。

 やっぱり焼き芋には向かない。

 白いのは天ぷらに。

 

<反省>

・お芋の熟成期間が短かい。

・焼き時間をもう少し長くした方が良い感じ。

 次は2時間焼いてみましょう。

 

次回の課題として・・まだまだお芋はあるよ〜。

 

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パン焼き用の鉄鍋

焼き芋作りに夢中の私に対して、

お肉に夢中の旦那が仕込んだ豚バラの煮込み?焼き?

お肉の下には玉ねぎ・人参・にんにく

塩こしょうのみ。

ローズマリーの香りがいい、肉汁ジュワの美味しさ。

 

煙突では焼き芋

炎の中ではお肉が美味しく調理

 

どちらも秋晴れの空の下、最高においしかった!

 

 

きゃらぶき

ご飯のお供に

お弁当に

 

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甘辛い中に、ふきの香りとほろ苦さ。

 

<材料>

 ・ふき  250g

 ・醤油 40cc  ・みりん 20cc

 ・酒  20cc  ・さとう 大1

 ・酢  大1  ・昆布3×3cm

 ・鷹の爪 お好み ・水200〜300cc

 

 

3〜5月頃が蕗の旬ですね。

最近、ふと気付きました。

敷地内に自生している蕗に新しい葉が。

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夏の暑い盛りには全くなかったことを考えると

新しく出て来たのでしょう。

 

私達に気付いて!

冬が来る前に、私達を活用して!

 

私にはそう聞こえました。(んな訳ない)

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長さ20㎝くらい

なかなか美味しそうではないか。 

 

<作り方>

①板ずり

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水洗いしたふきに塩をひとつかみ。

ずりずり

ずりずり

 

②切る

3〜4cmの長さに切る。

*本来はふきの皮を剥くのでしょう。

 細いし若いし採れたてだし

 きゃらぶきの場合むかんでもよいとの 

 レシピもあるから、私は皮はむかん。

 

③下茹で

沸騰した湯に2〜3分。

太さに応じてもう少し長く 〜10分

 

④灰汁抜き

下茹でしたふきを一晩水にさらす。

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⑤地道に炊く

まずは半量の醤油=20cc。酒=20cc、酢=大1

そして水200cc。

昆布を細く切って、鷹の爪少量。

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落とし蓋して、極弱火で1時間。

(水分の蒸発に注意。蓋付きが望ましい)

 

⑥味を乗せる

残りの

醤油=20cc、みりん=20cc、さとう=大1を追加

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さらに1時間ほど。

水分が無くなれば水を追加し、飴色を目指して炊く。

何だったら、途中火を止めて味を染み込ますを繰り返す。

今回、私はそんなでほぼ1日かけてる。

3時間ほど外出したり、畑したり。

 

焦げに気を付けて水分が無くなるまで

煮詰めれば完成!!

 

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ご飯が進む君の出来上がり。

 

ガス光熱費を考えると大量に作って、小分けに冷凍がベスト。

250gだと、出来上がりはご飯茶碗1杯分(写真の倍量)

手間ひまかかる割に、あっという間になくなる量になる。

 

 

手づくり紅ショウガ

新ショウガが出回る時期

・初夏(6〜8月)

・秋 (10月)

 

梅干しを漬ける初夏に

よく出回りますね。

 

新ショウガが手に入れば

何時でも漬ければ良いです。

 

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市販品はどうしても

割安なモノは中国産。

しかも、恐ろしいほど真っ赤。

 

国産品はOh〜No〜!

ほんのちょびっとに、そのお値段て!

 

梅干し漬けてる、または婆ちゃんが漬けてる。

近所のオバちゃんが漬けてる。

汁(梅酢)たっぷり入った梅干しあるわ!

 

だったら、自分で作りましょう。

簡単やし絶対おいしい!

 

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新ショウガ  300g(好きなだけ)

塩      適当(小さじ1〜2)

赤梅酢    ショウガが浸かるだけ

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皮のごついところ、汚れてるとこ

芽の先っちょは切り落とす。

全ての皮は剥きません。

 

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スライスしたものに塩をまぶして、しばらく置く。

今回は梅酢が大量に出たので、梅酢でしんなりと。

どちらも変わらない。

 

余計な水分を出す行程。

 

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水気を切りザルにあげる。

(↑どう見ても皿の上だが問題ナシ)

天気が微妙?

天日で裏表を乾かす。

カリカリにしちゃダメよ。

水っぽさがなくなればOK

 

ここで、千切りショウガに

千切りの方が使い勝手がよいと思われます。

 

玉子丼とか、チャーハンとか焼きそばとかね。

 

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消毒した瓶に

千切りしたショウガをこれでもか!と

詰め込みまして、赤梅酢をナミナミ注ぎます。

 

今年は赤じそを大量にもらったので

ここにも投入。普段は入れない。

でも、おかげですっごい発色。キレイ。

 

数時間で使えるように。

 

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千切りせず、スライスのまま漬けたもの。

こっちは淡いピンク(追い赤じそ無し)

これは、お弁当の箸休めに入れたりしてます→